欠陥自動検出技術

機 能 欠陥自動検出オプション
欠陥検出(I) 欠陥検出(II)
巣(ボイド)検出
異物検出
パーツ分離
欠陥とパーツの特徴量
CADデータの利用
規定範囲内の欠陥検出 ×
簡易位置合わせ ×
基準要素と位置合わせ ×
メーカー希望小売価格
参考価格(税抜) 50万円 100万円
参考価格(税込) 55万円 110万円
    
※機能リストの記号説明
= 標準搭載
× = 搭載不可
= オプション(別料金)

欠陥検出は、工業用非破壊検査装置および自動検査ラインにおいて、非常に重要な機能であります。

TomoShopでは、3次元再構成データに対して、GPUを用いて高速に欠陥検出を行います。 すなわち、選択した関心領域(ROI)に対して、数種類の欠陥検出条件をパラメータとして設定することができるため、様々なケースに対応できます。 関心領域(ROI)にパーツが数多くある場合、パーツを分離し、パーツごとの欠陥を検出します。

また、外部ソフトと通信を行うこともできます。すなわち、外部ソフトから命令を受けて、欠陥およびパーツの主軸と短軸、 欠陥からサンプルエッジの最短距離などの特徴量を計算することができます。 欠陥が一定の方法で分類される場合、その分類に合わせた色で欠陥を表示することもできます。

3Dデータに対しての欠陥検出結果 パーツを分離した欠陥検出結果
欠陥検出結果 パーツ分離の欠陥検出結果


検出範囲を指定するCADデータを用いた欠陥検出機能

製品の品質を保証するために行う工業用非破壊検査では、一般的に部品の全範囲ではなく重要な場所だけを指定領域として検査します。 すなわち、製品の品質に関わる場所に巣あるいは異物などがないかを検査します。TomoShopでは、 部品の基準要素(平面、曲面、点など)を利用して、CTデータとCADデータの位置合わせを行った後、 マスクCADデータが指定した範囲を用いて、製品の指定されている場所のみで欠陥検出を行います。

検出範囲が指定されているCADデータを用いた欠陥検出結果
CADデータで規定している範囲の欠陥検出結果